昨日はレイトショウーで「風立ちぬ」を嫁さんと再度見てきました。
やっぱり宮崎さん最後の長編アニメを目に焼き付けないとね。
この映画で感じたメッセージ性は過日の記事に譲るとして、今回は登場人物の生き様で感じたことを書きたいかなと。
登場人物は当時のインテリ・上流階級が主だったのだが、立ち居振舞いが美しい。
特に二郎と菜穂子の結婚のシーンなんてのは古き日本人の凛とした雰囲気は虚飾を廃した一本筋が通ったもので、今はこんな行動は出来ないよな。
そう、だれもが一本筋が通っている。何ででしょう、生きる事への覚悟でしょうか。
特に二郎は夢にかける覚悟が有るから美しく振る舞えるのかな。
ま、その夢が戦争に使われるのは不本意だろうが。
そう、わたしなんか覚悟なんてのはみじんも無いから恥ずかしい。
宮崎さんは、生きる事への覚悟、夢への覚悟を持つことの大事さを言いたかったのかなと。
宮崎さんは覚悟を持ってアニメを作っていたと思うよ。
ガッチャマンみたいな覚悟のかけらもない商業主義に毒された映画人は爪の垢を煎じて飲むがよろしい。
一本筋が通った日本人が少なくなっていることへの警鐘が含んでいるのかなと感じて見てきました。
009 RE:CYBORGを見たが、結論から言うと消化不良の脚本で見終わって判然としない思いをした映画であった。
中身は、石ノ森章太郎原作の009「天使編」「神々との戦い編」からモチーフ得た新しい脚本で有り、神山監督の009である。
ストーリーはネタバレになるので割愛するが、神の意志は何処にあるのか、神のなす行為は善なのか?それに対する00ナンバーサイボーグの行為は善なのかって話なんだけど、これ結論出ないよな。出したら出したで問題だしな。結局映画も曖昧な結論しか出してない。
ま、この辺を良しとして、映像美を楽しむなら楽しめる映画だけどね。
ちなみに、初めて3Dで見たけど、必要ないな。所詮飛び出す絵本的な効果しか無い。やっぱり不自然さが目立ったので2Dで十分でしょう。
と、言うことで。大スクリーンで映像美を見るならお勧めするけど、何かを得たいと思ったら肩すかし食らいますね。
天は非道なり、万物をもって草狗となす。 老子
かな?
宮崎さんを見たなら、やっぱり押井さんも押さえておかねばね。
って事で遅ればせながら細君と銀座で”スカイクロラ”を見て参りました。
なんか、四年前の再現ですね。四年前は私的には押井さんの完勝でしたが、今回は如何に?
未見の人へのアドバイスとしては、森 博嗣さんの原作を読まないまでもオフィシャルサイトで時代背景(設定)や”キルドレ”とかのキーワードは押さえた方が理解できると思います。
映像がすごい迫力なので事前の知識なしではストーリーを追うのは一苦労だと思いますので。
さて、感想としては結構良い映画に仕上がっていますね。映像は流石にプロダクションIGだけの事はあって見事としか言いようがない。実写かと見間違いばかりの戦闘機の戦闘シーンと背景の景色。それとは対照的な二次元的に淡いタッチで描かれている人物。日本画みたい。このコントラストがすごい印象的。この映像を見るだけでもお金を払う価値がある。
ストーリーの方は、ネタバレになるので書けませんが、平和な世の中でその平和を実感させる為にショーとして戦争をする変な世の中。その戦闘を担当するのが遺伝子操作の過程で生まれてしまった思春期のまま年を取らない”死なないキルドレ”と言われる人たちの人生ストーリー。なかなか考えさせられます。”生老病死”って人生の四苦だけど、”老病死”が無くても人生って苦しいのねって皮肉ですよね。
で、有る意味普通の人より人生の苦悩に悩まされてる”キルドレ”の人たちが織りなすストーリーは複線いっぱいでどう処理するのか楽しめたし、最後のどんでん返しは在り来たりと言えば在り来たりだけど上手く処理していてストーリー展開としても十分楽しめる映画です。
ま、押井節炸裂って感じかな。ある人は”押井守は鬱映画の巨匠”だと言ってるけど、ま、それが押井節なんだから良いじゃないって処でしょうか?
では、映画の宣伝動画も貼り付けておきます。
「崖の上のポニョ」が結構賛否両論議論が渦巻いているようですね。
ま、そのキーワードは「合理性」なのかな?
その賛否両論が上手い具合に見られるサイトが見つかりましたので、リンクします。
それは、”夏目房之介の「で?」”8月15日の記事。
この記事中の、”宮本大人氏の「みやもメモ」”と”たけくまメモ「パンダとポニョ」(3)”は賛否両論の代表かもしれません。
ま、私見としては破綻している部分、非合理的な部分は確かにあるけどそれを”論理”や”合理性”で論じてどうするんだろうねってところですか?
所謂大人の唱える”論理”なり”合理性”なりがどんだけ合理的なのかって疑問だな。
”グローバルスタンダード”と称して人に押しつけて、何のことはないダブルスタンダードな事をやっている大人の大国が有るように、そして”あらゆる論理はその中心に嘘を置く”って言葉があるように成人男性の論理に虚構を見てしまっているんじゃないのかな宮崎さんは。
だから宮崎さんのアニメで成人男性は主人公になりえない。ま、カリオストロの城はクラリス有ってのルパンだし、ポルコは豚だしね。
そんなことより、好いた人には一念を通す。どんな災難でも明るく生きるより手だてはないんだって目の前の現実を一生懸命生きるしかないんだからさ。
”下手な考え休むに似たり”だよと思います。
やっぱり私の考えが破綻してるかな?ま、老荘の徒ですからお許しを。
日をまたいでしまったが昨日はサンシャインシティで開催されている”ガンダムエキスポ2008”へ行って参りました。
朝倉彫塑館へ行くやつとは思えないがな。
やっぱりファーストガンダム現役世代としては外せないでしょう。
それにしても会場は”池袋サンシャインシティ 文化会館2階 展示ホールD”だったけど”ワールドインポート コンベンションホール”ってポスターもあるのでご注意を。
さて、入って見ると意外に家族ずれが少ない。結構男同士・女同士が多いのが驚き。ま、アベックが散見されるのは分かるけど。で、年齢層がまちまち。
ファーストガンダム世代と現役世代入り乱れてますね。
ま、展示自体は特注の1/10スケールのガンダムフィギアと通常スケールのフィギア、各種ジオラマが展示しているってところ。ま、何かファーストガンダムとSEED・ダブルオーの比重が多いのがねらいが分かるねって感じ。
で、目玉はファーストガンダムとZガンダムのコックピットに乗れるって展示かな。親子が独占してたので乗りませんでしたが。
で、面白いのが特別ステージで行っていたイベントで”ガンダムダブルオー”のロック・オンストラトスの声優さん出演回が終了したら出てきた観客がほとんど女性。
何か今般のアニメファンの構成が分かって面白かった。でも、オールドファンとしては少々違和感が。
さて、下に私は取った写真および動画を貼り付けましたので参考までに。
お~!オタク心が疼くぜ!
バンダイチャンネルでOVA"ジャイアントロボ The ANIMATION”が配信されるそうではないですか!
この作品はちょ~お勧めです。特に横山光輝ファンには特に涙がちょちょぎれるって物です。
アニメのとしての面白さ、発想のユニークさは特筆物。横山光輝キャラが総出演!え!あのキャラが悪役?なんてどんでん返しもあって非常に面白いですよ。
ま、見てみてください。今の若い人には一寸分からないかな?なんか、監督とかの遊び心が理解できるのはそれなりの年齢の人で無いと無理かなとは思うけど。
いやはや、アメフトファンの私でもアメフトのアニメ(正確には少年ジャンプ連載の漫画。流石に最近は少年ジャンプは読んでませんが、昔は愛読書?でした)が出来るとは思わなかった。
ま、それほど日本ではマイナーなスポーツでは有るのですが。
で、期待のアニメ”アイシールド21”をテープにとって最近は毎週見ています。(^_^;)\(・_・) オイオイ
ブログ”アメリカンフットボールを楽しもう!”さんによると、関東で平均7.1%の視聴率とか。結構取っていますね。これを契機にアメフトもメジャーに成ればと期待してますが。(^_^)ニコニコ
でもね~。”アメフトクリニック”とかのコーナーでアメフトは何人でやるのって質問等が有るのがちょいと寂しかったりして。(‥ゞ
でも、やっぱりアメフトって見るスポーツとしては最高に面白いと思うので、是非世間には広まってほしい物。
で、やるスポーツはパラグライダーでしょ!
って、何で私ってマイナー好みなんでしょ!?
今日も?ブログ巡回をしていると面白い記事が。
スラッシュドットジャパンにこんな記事が。仙台にガンダムショットバーってのが有るそうです。
ま、その記事の中身がガンダムファンにとってはにやりとする物が。(..;)""""> ポリポリ
ちなみにジオンは最初富野さんは、シオニズムを意識して、”ZION”としたとか、その後北米に売り込むために”ZEON”に変更したとか。へ~、トリビアの泉でしたね。
それにしても、スラッシュドットって、FreeBSD、linuxを取り上げる由緒正しいサイトなのに?やっぱりPCオタクとアニメオタクは重なるのか?自分を見れば一目瞭然だって気もするけどね。
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