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2008/08/16

崖の上のポニョは破綻しているか?

「崖の上のポニョ」が結構賛否両論議論が渦巻いているようですね。happy01

ま、そのキーワードは「合理性」なのかな?
その賛否両論が上手い具合に見られるサイトが見つかりましたので、リンクします。
それは、”夏目房之介の「で?」”8月15日の記事
この記事中の、”宮本大人氏の「みやもメモ」””たけくまメモ「パンダとポニョ」(3)”は賛否両論の代表かもしれません。

ま、私見としては破綻している部分、非合理的な部分は確かにあるけどそれを”論理”や”合理性”で論じてどうするんだろうねってところですか?
所謂大人の唱える”論理”なり”合理性”なりがどんだけ合理的なのかって疑問だな。
”グローバルスタンダード”と称して人に押しつけて、何のことはないダブルスタンダードな事をやっている大人の大国が有るように、そして”あらゆる論理はその中心に嘘を置く”って言葉があるように成人男性の論理に虚構を見てしまっているんじゃないのかな宮崎さんは。
だから宮崎さんのアニメで成人男性は主人公になりえない。ま、カリオストロの城はクラリス有ってのルパンだし、ポルコは豚だしね。coldsweats01

そんなことより、好いた人には一念を通す。どんな災難でも明るく生きるより手だてはないんだって目の前の現実を一生懸命生きるしかないんだからさ。
”下手な考え休むに似たり”だよと思います。

やっぱり私の考えが破綻してるかな?ま、老荘の徒ですからお許しを。smile

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コメント

TAMちゃんお久です。
熱いコメント有難うございました。happy01

”ぽにょ”も100億突破したようで、単に”宮崎アニメ”ではここまで売上は上がらないでしょう。

賛否渦巻くのも”宮崎”さんだから。で、売上が上がるのはそれだけ評価されているって証明でしょう。

評論で100年後も人口に昇る人は稀だけど、宮崎アニメは100年後も残ると思うしね。


ポニョ、既に2回観にいってしまいました。
理屈抜きでとても気に入ったんだと思います。

初回、観たときの直感的な印象は、
 黒沢の『夢』みたい
ってことと、
 これはあの有名なトトロ都市伝説っぽい解釈が出て来ても不思議じゃないな
ってことです。

そもそも観に行く前から、トトロとの類似性は感じてたんです。
♪ポニョポニョポニョポニョ魚の子♪は
♪トットロトトロ、トットロトトロ♪とメロディー混同しちゃうくらい(笑)

本質は、お化け映画。(ホラーとは違います)
世界は、未知で不思議で不安と恐怖に満ちている。
ささいな"サイン(徴)"が、5歳の子供には、世界を転換させるくらいの
意味をもって感じられる。

この2本の映画に共通する不安感は、自分の世界を支える大事な人を
(死によって)失ってしまうかもしれないという根源的な恐怖。
病気の母は死んでしまうかも、バスに乗り遅れただけの父親は二度と帰ってこないかも、小さな妹は溺れて死んでしまっているかも、嵐の中帰ってこない母親は無事ではないかも、寝ているだけの金魚は死んじゃったかも。。。

でもその一方で
"夢だけど夢じゃない"
こともいっぱい起こって、世界は躍動し、未知の楽しさと希望に満ちている。
 ポニョ、ソースケ 好き
なんの留保もなく、ただその気持ちに素直に従うだけで、魚は人間になる。
それは、彼らにとっては
 ポニョ、ハム 好き
そう言えば、ラーメン丼の中にはいつのまにかハムがのっているのと同じ魔法。
信じて森へ飛び込めば、森の妖精が助けてくれる。
ドングリは一夜で巨木になる。

大人は、"死の不安"と"夢だけど夢じゃない"が満ちている世界を
合理性で片づけないと気が済まない。
だからポニョにも都市伝説の出てくる余地がある。

そう思ったわけです。


2回目観たときの印象は、ただただ生理的に気持ちいい
ってことです。
 ポニョのあのお腹、
 ポニョ、ソースケ好き、ってくるっと回る仕草
 波の上を駆けるあのドライブ感
 もうとにかくポニョがかわいくてくわいくて!


赤ずきんちゃんの童話絵本をみて、おばあさんに化けたオオカミを
「どう化けてもオオカミがおばあさんにみえるなんてあり得ない」
というような人は、そもそも童話を読まなければいいのであって、
ポニョが人面魚にしかみえず、あのかわいらしさを感じられない人は
アニメなんか観なきゃいいのです。

男性原理だの女性原理だの、なんとか神話の反映だの
手塚や漱石や影響だの、難しいことはいくらでも論じられそうで
それはそれで面白いのでどんどんやってくれていいと思いますが、
"夢だけど夢じゃない"ことを受容できない人は、放っておきましょう。

宮崎駿の最後の長編と言われてるそうですが(たしか『もののけ』のときも
そんな話があったような。。。)、もしこの作品が最後になったとしても
少なくとも『ハウル』が最後になるより遥かにましというものです。

というわけで、私としてはこの映画、この先テレビで何度やったとしても
カリ城やナウシカ同様、きっとついみてしまうに違いない作品であると
感じています。

ただ、 黒沢の『夢』と同じで、この手の作品は作家が老いたゆえに
なしえる仕事だなぁと感じてしまい、ちょっと寂しくなったりもしています。
(予定外に長いコメントになってしまいました、ご容赦を)

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