シリーズの終焉?!1
最近のアニメ・特撮で一寸気になる点が有るので、私見を書かせて貰おうかと。
さて、その1は「ガンダムシード・デスティニー」を書きましょうか?
前作「ガンダムシード」は、コマーシャルベースに乗り、美形キャラを多数登場さるなど女性ファンを新たに開拓する等コンセプトとして成功し、また脚本等も一定レベルを維持していたのでバランスの良い作品に仕上がって長期低落傾向が続いていた「ガンダムシリーズ」にとっては良いカンフル剤となった物でした。
しかるに、今シリーズ「ガンダムシード・デスティニー」は現象的には、さてこれから物語として盛り上がるかと思ったら不用意に総集編を差し挟むなど興を削ぐような作り方。
一部情報では、絵が間に合わず苦肉の策で行っているとか?そんな状態が何度も続くような進行管理で宜しいのでしょうか?なんか、グラディス艦長は毎度絵無しでアフレコしてるとか。(^_^)ニコニコ
ネットニュースでは、間に合わないのはアニメーターの数が少ないからで、これは監督の領分ではなく、プロデューサーの職務でしょって話もありましたが、どうも絵が間に合わないのではなく脚本からして遅れていると「ガンダムシード・デスティニー」公式サイト中で脚本家の大野木寛氏(大野木寛スペシャルコラム)が述べています。
う~ん、出たとこ勝負の天才監督にも困った物です。(f^^)
大体、シン・アスカが主人公の筈だったのにどう見てもメインはキラ・ヤマトに取られているし(オープニングの最後が象徴的)、シン・アスカの主人公としての成長も描けてないし(未だに持って恨み節で固まっているし)、どう締めくくるんでしょうか?
なんか、制作現場に余裕が無いとの印象を拭えないのすけど、それもこれも無理無理で次回作を作らされたからなのでは。ま、この傾向は十有余年前から有った傾向だけど、作っているのはオモチャ屋&TV局、作らされているのがアニメ制作会社って構図が如実に出ているような。
そう言う意味では、「ガンダム」は富野さんの物(ま、そんなのは20年前に自分で手放しているけど)では無く、バンダイの物なんでしょう。「ガンダム」と言うキャラクターが良いように弄られて使い捨てにされる日も遠くないのかなと思ったりして。
ま、そうは言っても宝の山である「ガンダム」をバンダイが手放す筈もなく、今後も作り続けるんでしょうね。作品の質はともかく。(f^^)
この「ガンダムシード・デスティニー」で作品的に終わらなければ良いんですけど。ホホホ!(^O^)
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