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2004/05/04

紀里谷がやらなくてもキャシャーンはキャシャーン

何かと噂の実写版の”キャシャーン”を見てきた。オタクとしては、話題として押さえとかないとね。

で、結果は?答え、噂通り。(‥ゞ

では、その顛末を。
連休後半パラには天候がすぐれないので早々に引き上げた。暇になったので、確認作業として
実写版”キャシャーン”を見に。朝1の回に丸の内ピカデリー2へ。大きな劇場で公開するほどか?

で、行ってみると隣の”キルビル2”は列をなしているのに、こちらはフリーで入場。しかも初回は
全席自由って事で、普段は指定席の2階へ。流石に2階は埋まっているが、1階はがらがら。(‥ゞ

さて始まっての印象は、うざったいほどこまい押しつけがましい映像。(^^ゞ良い意味では綺麗な
んだけど。これ、2時間見たら疲れるだろうって。

内容は、原作の設定を変更している。まず、第1に。新造人間と言う言葉の解釈。原作では、人
間の心を持ったロボットとしているが、ここでは”新造細胞”で作られた人間の事(正確には主人公
”キャシャーン”はこれに当てはまらないけどね。どちらかというと再生かな)。

第2は、状況設定。原作は公害が進み、これを解決する切り札として公害処理用アンドロイドが
雷により暴走したとなっているが、こちらはより複雑。公害が進んでいるは同じ、もっともこちらの
方がより深刻になっていますが。それに輪をかけて、人間側の体制が独裁国家って事になって
いる。対立する国家や、国内併合した地域でのレジスタンス運動などにより内戦も勃発している
状態(設定からして明るくないよね)。

で、ここから”新造細胞”って設定が出てくる。公害が進み、病に苦しむ人の人口が急増。それを
解決する為に、”新造細胞”を開発したのが、東博士で、主人公”キャシャーン”がその息子鉄也。

”新造細胞”で傷んだパーツを再生出来るってのが肝なんだけど、これを軍に利用(それこそ軍資
金を提供するって事で)される。で、冒頭では、各体のパーツが溶液に浸って居る映像が有り、
これに雷のような物(まさに物が天上から墜ちてきたって感じ)に撃たれると、各パーツがくっつい
て人間に再生する。これが、数十体再生して逃走を図る。これに対し、軍は容赦なく銃を乱射する。
ま、この辺がテーマなんだけどね。同じ人間?に容赦なく銃を向けるのかってね。
話は前後しますが、鉄也は父の反対を押し切り、志願して軍に入りその中で、民間人等の虐殺
にも手を染めたりする設定になっていて、おいおい正義の味方がそんなことして良いのかよって
突っ込みを入れたくなる変更をしているのであった。で、そこで戦死してしまうのでした。
その死体を父の居る研究所に持ってきたところで、上記の騒動が起こる。
で、その再生した”新造人間”の数体がブライキングボス(唐沢さんね)と幹部になるのだけど、
逃げ込んだ城に、何でアンドロイドが大量に有るんだって突っ込みを入れたくなるんだな。ま、もっ
ともそうしないと話し続けられないけどね。(^^ゞ

一方、死体の鉄也を東博士は、その雷に打たれた新造細胞入り溶液に浸けると、あ~ら不思議
生き返るのでした。それも人の数倍の筋肉もって。それに皮膚が耐えられないって事で、上月博士
(これも設定変更)が開発中のボディースーツを着けて”キャシャーン”の出来上がりって事に。

って事で、人間に対して復讐心を燃やすブライキングボスとキャシャーン、それに軍が絡んでストー
リーは展開するのでありました。

さて、設定の変更を中心には話ましたが、映画そのものの評価って言うと。

なぜ人間は争うのか、差別するのか、幸せとはってガビが生えている様なテーマを自己満足的
に描いているって所だろう。何の新味もないし、切り口でもない。”キャシャーン”ってキャラクター
使わなくったて良いはず。原作の”キャシャーン”を好きな人にはおもちゃにされたと思われても
致し方が無いのでは。

映像にしたって、ミュージックビデオの5~10分見る分には良いけど、これを2時間見させられたら
疲れるだろうって映像。(‥ゞ凝りすぎだって。もうちっと落ち着いた映像にしてくれって。

演出にしたって、くどい。メリハリが無い、一気にテンション盛り上げてそのまんま突っ走っている。
これも5~10分なら良いけど、2時間観客に緊張を持たせようなんて配慮が足りない。

総論。自己中心的&個人的な映画を金払わせて見せるなっての。

悪いけど、短編を数本取って、映画の取り方を勉強してください。ミュージックビデオと映画は違い
ますって所でしょうか?

それにしても、キャシャーンはやっぱりあのヘルメットを着けてくれなければ、とオタクは願うのでした。
(#^.^#)

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